研修会レポート

「子どものためのグリーフケア」研修会の活動報告です。

レポート子どものためのグリーフケアセミナー(基礎編)第2回目

令和元年10月27日

2019年10月27日(日)に7月7日の基礎編1回目に引き続き、ユニコムプラザさがみはらにおいて、がん患者を親に持つグリーフケアセミナー(基礎編2回目)が開催されました。
今回は基礎編の2回目ということもあり、最初に前回のセミナーを経て医療現場で実践できた取り組みについてグループ毎に確認しました。

次に、がん患者を親に持つ子どもと家族へのかかわりについてロールプレイングを3グループで行い、臨場感ある演技に会場は大いに盛り上がるとともに、現場での対応方法の難しさを改めて感じることとなりました。 その後、下記の3つの講義が行われ、参加者全員医療現場の実態と照らし合わせながら真剣に聞かれていました。

1.終末期患者を親に持つ子どもへのかかわり
2.親と死別した子供の思いとケア
3.国内のビリーブメントケアの紹介

最後に2つの演習が行われ、1つ目は医療現場で実際にあった事例に対して、2つ目は参加者ご自身の事例が紹介され、3つのグループ内で活発な意見交換がなされました。
締めとして、参加者が一人ずつ今日の学びのポイントや医療現場に戻って今後取り組みたい内容について発表し、本当に有意義なセミナーが終了しました。

ディスカッション・ロールプレイングの様子

次回のセミナーは2020年2月16日(日)にユニコムプラザさがみはらで開催されます。
2回の基礎編を土台として、子どもの喪失体験を理解し、実践に応用できる知識や技術を身につけることを目的とした実践編となります。大勢の方のご参加を心よりお待ちしております。

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