研修会レポート
「子どものためのグリーフケア」研修会の活動報告です。
レポートがん患者を親にもつ子どものグリーフケアに 対応する医療者のための実践教育プログラムの開発
平成28年01月31日
平成28年1月31日(日)ユニコムプラザさがみはらでグリーフケアの実践教育セミナーが開催され14名の方が参加されました。今回はより実践に即した内容で、体験や事例を通して家族アセスメントやケアプランの立案に取り組むプログラム構成でした。
まずは子供の年齢・発達段階に応じた喪失体験を理解するための講義から始まりました。続いて「体験を通し医療者として求められること」との演題で、実際に母親を亡くし現在ナースとして現場で活躍される方の体験談を伺いました。
午後はさらに各種サポート団体等の紹介、医療者(支援者)に求められることの実践編や事例を提供しながら家族看護の視点からのグリーフケアについて学びました。
プログラムの最後は、参加者の自己紹介後和やかな雰囲気の中で3つのグループに分かれ、事例に基づきアセスメント・ケアプラン発表という目的でグループワークに取り掛かりました。各グループそれぞれの視点からファシリテーターも参加され、活発な意見交換がなされ看護師の役割や自分の価値観を見つめる有意義なグループワーク発表でした。
今回の実践教育セミナーで学んだ事が,子どもへのグリーフケアの実践に応用することができる様、また現場で生かせる様期待しています。